三木たけとり物語 十三夜観月会 山田錦の館に150人


This is MIKI 三木たけとり物語委員会によるPRイベント十三夜観月会が、11月3日、活動拠点の山田錦の館・ミュージアムで開催された。
今年で9回目。

竹細工の伝統工芸「美吉籠」の残る吉川町にて、竹の活用を通してまちを盛り上げる活動を行っている三木たけとり物語では、毎年、十三夜に観月会を行っている。
古来、お月見は十五夜と十三夜の二回行うものとされ、吉川町で十五夜を行っている別団体があるので、十三夜を三木たけとり物語委員会が担当している。

観月会は旧暦の八月十五日と九月十三日に開催。今年の十五夜は、10月4日だった。十三夜は11月1日だが、イベントとして行うことから、3日(文化の日)とし、気温や雨等天候も考慮して建物の中での開催となった。

三木たけとり物語の開催する十三夜の観月会では、三木市出身の絵本作家いもとようこさんの「かぐやひめ」の朗読と音楽コンサートを行っている。

「かぐやひめ」の朗読は三木市吉川町出身でアカペラグループ宝船のリーダーである上北夏味さんが昨年につづき行い、BGMを同じ事務所のthe XAVYELLSが担当して聴衆を魅了した。BGMをアカペラで行うのは初めての試み。その後、the XAVYELLSの単独ライブとなった。10月25日にメンバーが一人退団して、5人となったが、爆笑トークのMCと美しいハーモニーのギャップや、会場全体を舞台にして歌うパフォーマンスに聴衆は拍手喝采。アンコールでは、上北夏味さんも加わり、終わりを惜しんだ。

毎年、同館で惣菜等を加工販売している企業組合彩雲が、十三夜に合わせてつくるお月見団子は好評で、皆美味しそうに口をほおばった。

来年は10周年。10周年はどんなイベントになるのか。今から楽しみだ。

関連記事 読み込み中...

『This is MIKI』とは、三木が大好きだ というひとたちの思いをThis is MIKIと いうファンクラブに集め、総合力で、三木の活性化 を図ろうと考えています。
ロゴである天高く人差し指を突き上げるポーズは『一番』、 すなわち『これぞ(This is)』を表すとともに、共感者 を募る『この指とまれ』を表します。

三木市の風景