きらきら39バッタくんコンサート ありがとうございました!

池に石を投げたら波紋が広がる様子が楽しくて。
何度も何度も投げ入れては波紋が広がるのを見てね。
そんなん楽しいか?って思うけど、そんなことやってましたね。
昔の遊びはそんなんだったんですよね。
あの波紋の広がる様子が今でも忘れらない。

ムジカドルチェ
2007年、チェロの小賀野裕子さんとピアノの藤田紀子さんというふたりのお母さんが始めた活動が、16年の時を重ね(今は老体に鞭打っての活動だそうですが)、波紋がどんどんと広がっている。そんな様子を目の当たりにして、子どもの頃のあの波紋が広がる様子を思い出しています。

お二人の活動精神は、「音楽を聴きに外に出ることが出来ない方のもとにこそ音楽を届ける」というもの。その話を聞いて「凄いなこの人ら」と思い、「この優しい気持ち」を老若男女誰もが持ち合わせ、みんなで共有出来たら、とっても温かくて幸せなコミュニティが出来るだろうなと思っていました。

2017年、藤田さんから「10周年やねん。」と聞いた時、コンサートを開いてお祝いしよう!ということを決めました。
さすが、10年で培った音楽活動ですね。色々な方々が色々な形でコンサートを開かれて、This is MIKI が最後。「優しい気持ち」を「広げる」コンサートにするには、また、そのコンサート後もそれが受け継がれていくコンサートにするにはと考え、思い浮かんだのが、「絵本」でした。

コンサートの日程は11月23日。
絵本を制作しようと言い出したのが、9月半ば。普通に考えて無理です。でも、出来るという自信みたいなものがあったのです。

三木の応援団This is MIKI は、この指とまれ方式で、自分たちの得意を持ち寄って、物事を達成し、そうした活動そのものが三木の応援につながるという変わった応援団です。
なので、ムジカドルチェの活動を絵本にできる方がきっといると信じてやまなかったんですね。

中学校やらムジカドルチェゆかりの方々やらに声をかけ、「絵本」「絵本」と声をかけるんですが、、、、いなかった(笑)

そんなお声掛けをさせていただいた中に、小林怜子先生がおられました。
小林先生は、元小学校の校長先生で、これまでのムジカドルチェのコンサート企画で「一日限りの合唱団」に参加。絵や歌がとっても好きで、全校朝会の校長先生からのあいさつでは歌を歌うなどされたこともあったとか。

そんなユニークな先生をしてもこの企画は無茶(ぶり)だと言われました。
で、小林先生がおっしゃったのです。
「思いがあって、やりたいという気持ちが強いんだから、森田さんがやらなければならないわ。」
先生との雑談で、「山田錦」という田んぼや音楽会というキーワードが出てきました。

面白い物語が出来そうだ。

帰ってくるなりなんかとりつかれたように書きはじめました。
「山田錦」は酒米なので、ご飯の米にしよう。
田んぼで音楽会だから秋の虫をイメージして、、、秋の虫の代表格ながら、音色を聞いたことがないバッタを主人公にして、、、
物語の構想がどんどんと出てきて荒原稿が出来ました。

誰に絵をつけてもらおうか。

This is MIKI のチラシ等すべてをお任せしているイラストライターの長谷川(現谷本)ゆかりさんに相談しました。長谷川さんが絵をつけるのが無理だと言ったらあきらめようと思っての相談だったのですが、返ってきた答えは
「出来ると思います。」という答えだったのです。

そこから、絵本制作PJを結成。
ムジカドルチェの「活動精神」は教育のドストライクなのではないかと、僕の小学校時代の恩師で元教育長の井本智勢子先生に電話で相談。座長になってほしいとお願いして、承諾を得ました。

絵本ということに関しては、幼稚園の先生やなと思い、ムジカドルチェ結成のきっかけにもなった市内の幼稚園の園長を歴任した大熊みどり先生にも加わっていただきました。

専門家の意見もほしいということで図書館司書の中央図書館館長の伊藤さんも加わってもらいました。

事務局にはThis is MIKIの井上亜希子さんを据え、もちろんムジカドルチェの藤田紀子さんにも参加してもらって、絵本制作PJがスタートしたのです。

それでも第一回の初顔合わせは9月末になっていました。

それまでに長谷川さんが大体の絵コンテを作ってくれていて、それから、2ヶ月夜な夜な集まって原画が出来ました。

めちゃくちゃいいのが出来ました。
正直、もう十分に満足でした。

お披露目は原画をプロジェクターでスクリーンに映すというもので、原稿は別。その原稿をゲストの宝船リーダー上北夏味さんが読んでくれました。
それを聞いて、原画だけで置いておくのは勿体ないという気持ちが芽生え、絶対絵本にしたいという気持ちにかられたのです。

そこから1年かけて、いろいろな有力団体に「思い」を伝え、絵本が出来上がりました。

ここからの経緯は昨日書きましたので、是非、ご一読ください。


さて、昨日の「きらきら39バッタくんコンサート」。
盛りだくさんでした。
ムジカドルチェのミニコンサート
ミニトーク
劇「バッタくんのおくりもの」(三木東高校演劇部)
吹奏楽演奏「ありがとうのうた」(三木高校吹奏楽部・指揮野上光雄先生)

会場は、ホースランドパークエオの森研修センターの大研修室
舞台がないため舞台を設営、いや、運ぶところからスタート。
普段だと市民活動センターで借りるんですが、本日(11/19)ボランタリーフェスタがあることから、借りれず、吉川総合公園まで借りに行くことに。
91センチ×182センチで厚みは14センチ。それを12枚。
三木東高校演劇部の男子7人とThis is MIKIの戸倉さん、大西さん、僕の計10人で運搬。
吉川総合公園の舞台袖に置かれていることから、図らずもでっかい舞台を踏むことに。
いずれ、こんなでっかい舞台でやってもらいたいなと新たに決意。

一方で、先生とスタッフにより女子生徒をピストンで送迎し、その後イスなども並べていたため、男子が会場に着いた頃にはほぼほぼ会場の準備はできていました。

その後、楽器の運搬のため、三木高校へ。

三木高校に行っている間に三木東高校演劇部のリハーサルが行われていて、みんな、帰って来るなり感動、感動、涙出るとその出来上がりの完成度の高さを想像させてくれました。

で、到着後、楽器を配置してリハーサル。
ふじわらくんが音響を用意してくれていて、マイクを通しての歌はばっちり。
胸が高まります。

簡易な舞台に盛りだくさんのプログラムですから、スムーズな進行を考えて、ムジカドルチェの演奏は、上手(かみて)で固定位置にすることに。

てことは、最初のムジカドルチェのコンサートは、ステージの真ん中ががら空きなわけです。

通常ですと、ムジカドルチェの演奏でスタートするんですが、お客様にはその旨伝えておかないと、「なんで、ステージがら空きなん?」てことになるかなと思ったので、MCでスタートすることに。この日、強力なサポートとしてお願いしていた三木東高校放送部の馬越かんなさんに、急遽、最初から登場してもらうことに。

そんなことではじまりましたコンサート。

2007年に結成したムジカドルチェは今年で16年。
ふたりのママさんはやや年を重ねましたが年齢を感じさせない演奏ぶり。
(YOASOBIの「夜に駆ける」は「夜にウォーキング」になってましたが←冗談です。)
石田親吾さんの打楽器のサポートを受け、さらに、絵本の主題歌であり、ありがとうPJのテーマソングでもある「ありがとうのうた」を作詞作曲したふじわらよしひろくんが、前日KANの訃報を受けて「愛は勝つ」で急遽参戦。

このコンサートについては、是非、藤田さんが綴っているムジカドルチェのブログをご覧ください。

コンサートの余韻を残しつつ、ムジカドルチェ結成、絵本の思いを語ってもらうため、藤田さんに登壇してもらいました。創作絵本の劇ですから、お客様に劇を観てもらう前知識のトークです。

そして劇「バッタくんのおくりもの」
絵本の再現。

細かな部分までアイデアが寄せられていて力を込めて今日を迎えてくれたんだなということがよくわかりました。


そこに出演者の演技がのせられ感動で涙が溢れました。
演劇部のみんなで作った「バッタくんのおくりもの」。
本当に最高でした!!

最後のプログラムは、この「バッタくんのおくりもの」の主題歌でありがとう7万6千人プロジェクトのテーマソングでもある「ありがとうのうた」の吹奏楽演奏。
昨年、バンドバーションが披露されてから1年。
バンドのスコアから吹奏楽バージョンにスコアを起こすことは並大抵ではないということは僕みたいな音楽素人でも簡単に想像できます。
それをやっていただいた吹奏楽部顧問の野上光雄先生には感謝に絶えません。
先日行ったふじわらくん、藤田さん、吹奏楽部との練習を経ての演奏。


完全吹奏楽バージョンから歌を入れることで、メロディーラインのパートを落としたり入りの音調整があったりと演奏当事者は大変だったと思うのですが、「ありがとうのうた」最高でした!!

そんな感動がお客様の気持ちに触れたんだと思います。
絵本もご購入いただきました。ありがとうございました。
この収益金は全額、三木東高校演劇部、三木高校吹奏楽部に寄付させていただき、今後の活動に役立てていただきたいと思います。


そうそう。波紋の話。
波紋は、石を投げ入れるごとにできるんですよね。
1つの波紋だけでなく、投じるごとにできる波紋。
いろんな波紋が、重なり、全水面に波紋が広がるそんなイメージを持っています。
ありがとうございました!!


最後に、これらの活動は、いつも支えてくれているスタッフがいてはじめて成り立っていることを皆様にご紹介しておきたいと思います。
本当にありがとう!!

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