Let’s go 図書館(5月)


毎月第一月曜日3時台にお届けしている三木市立図書館の当月のイチオシ情報のコーナー「Let’s go 図書館」。
さるとるが三木市立中央図書館にお邪魔をして、イチオシを教えてもらっています。
今月、お相手をくださったのは、司書の井上晴美さんです。

【番組内容】
1 蔵書点検
2 本の紹介
(1)玉岡かおる著「帆神 北前船を馳(は)せた男・工楽松右衛門」(新潮社)
(2)逢坂冬馬著「同志少女よ、敵を撃て」(早川書房)

1 蔵書点検
図書館について知っているようで知らないことっていっぱい。
蔵書点検もその一つ。
お話をうかがって、もし自分がこの蔵書点検をするとしたらオーノーって感じになるな~って思いました。
三木市の図書館に所蔵されている本の冊数は、30万冊。その内、三木市中央図書館で所蔵されている本は22万冊だそうです。
その本が、貸し出しされているもの以外、所定の書棚の収納されているかどうかを確認する作業が蔵書点検です。
どんな風に行うのかをうかがっていますので、一緒に聴いていただいて、ひえーって叫んでもらえたらと思います。
そのため、各図書館では、以下の日程で、休館となります。
●青山図書館          2022年5月16日(月)~18日(水)
●中央図書館          2022年5月30日(月)~6月7日(火)
●自由が丘公民館 図書コーナー 2022年6月 6日(月)
●吉川図書館          2022年6月13日(月)~15日(水)
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、貸出冊数20冊、貸出期間3週間を継続しております。(通常10冊、2週間)
また、5/31はシステム更新作業のため、ホームページの「本の検索・予約」ページも停止するとのことです。
それに伴い、吉川図書館は休館となり、全館ともに休館となりますことをあらかじめご承知ください。

2 本の紹介
(1)玉岡かおる著「帆神 北前船を馳(は)せた男・工楽松右衛門」(新潮社)
三木市出身の玉岡かおるさんの「帆神 北前船を馳(は)せた男・工楽松右衛門」(新潮社)が第41回新田次郎文学賞(新田次郎記念会主催)に選ばれたことから、改めて、玉岡かおるさんの著作を特集コーナーとして設けるとのことです。
インタビューでは、「帆神 北前船を馳(は)せた男・工楽松右衛門」について、お話の内容など概略をうかがっています。
番組でもお話をしたんですが、昨年、かみ(神)さんと2人で、高砂神社を参拝した折、近くに工楽松右衛門の旧宅があって、ちょっと立ち寄らせていただきました。
正直、こんな人知らんわーという状態やったのが、そこで、松右衛門の功績などを知りました。
それから間もなく、テレビで、玉岡さんが、工楽松右衛門の小説を書かれたことを知り、その後、同作で新田次郎賞を受賞されたときいて妙な縁を感じたのでした。
「まだ、読んでないの?」と叱られそうですが、僕も、この本、読んでみたいと思います。

(2)逢坂冬馬著「同志少女よ、敵を撃て」(早川書房)
「本屋大賞2022」の大賞作品です。
この本屋大賞というのは、全国の書店の店員さんが一番売りたい本ということで投票して決定される賞だそうで、その大賞作品が、逢坂冬馬さんによる「同志少女よ、敵を撃て」です。
”1942年、独ソ戦のさなか、モスクワ近郊の村に住む狩りの名手セラフィマの暮らしは、突如奪われる。
同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。
独ソ戦、女性だけの狙撃小隊がたどる生と死。驚愕のデビュー作。”(HP:本屋大賞2022より)

5月のLet’s go 図書館はGW中の2日(月)です。
是非、皆さん、図書館のイチオシ情報を聴いて、図書館へLet’s go!!
GW、図書館で過ごすというのもいいかもしれません。

【エフエムみっきぃはインターネットでお楽しみいただけます】

↑クリックで聴いていただけます↑

関連記事 読み込み中...

『This is MIKI』とは、三木が大好きだ というひとたちの思いをThis is MIKIと いうファンクラブに集め、総合力で、三木の活性化 を図ろうと考えています。
ロゴである天高く人差し指を突き上げるポーズは『一番』、 すなわち『これぞ(This is)』を表すとともに、共感者 を募る『この指とまれ』を表します。

三木市の風景