バッタくんコンサート練習会 「ま」の意識
「バッタくんコンサート」とは、「優しい音楽」を意味する「ムジカドルチェ」の活動精神「音楽をききに外に出ることが出来ない方のもとにこそ音楽を届ける」に感銘を受けて、結成10周年を記念して制作した絵本「バッタくんのおくりもの」の朗読を加えたコンサートのことをいいます。
高校生には、これまで、三木高校放送部、三木東高校演劇部に読み手として参加してもらった他、2023年には三木東高校演劇部により劇化され上演してもらうなど、高校生にも深くかかわってもらっているプロジェクトです。
今回、練習会ということで三木高校放送部の部員生徒4人に来てもらいました。
会場は、井本智勢子座長の自宅近くのログハウスです。
練習会ですので、コンサートの一連の流れを通して行います。
ムジカドルチェのミニコンサート
ピアノ藤田紀子さんのおはなし
ムジカドルチェ結成秘話
自閉症の息子さんのはなし
絵本バッタくんのおくりもの誕生秘話
絵本バッタくんのおくりもの(読み手プロジェクトメンバー、BGMムジカドルチェ)
ありがとうのうた
で、練習会とはいえ、いや練習会だからこそ、(本番に備えて)真剣にやります。
でも、これ見方を変えれば、4人のためにコンサートが行われたようなものなんですよね。
生徒たちは感動ひとしお。
この日は、読み手に久美ちゃんにも加わわってもらっての読み聞かせです。
一旦、休憩。(井本先生が用意してくれた豊助饅頭をいただきました。ありがとうございます!)
さーいよいよ、生徒たちによる「バッタくんのおくりもの」の読み聞かせです。
ムジカドルチェの二人によるBGM付きで読む絵本。
こちらにも伝わってくるくらい緊張していた4人ですが、さすがは放送部!「声がとおるね。」などおほめの言葉を多数もらっていました。
とはいえ、練習会ですから、読む際のポイント(これはバッタくんのおくりものだけでなくすべてに通じるものだなと思う)についてもお話をしてもらいました。
「ま」
読み手それぞれの「ま」
読み手同士の「ま」
場面転換の「ま」
音楽と合わせ「ま」
お客さんとの「ま」
そんなそれぞれの「ま」が合わさってひとつの作品が仕上がるという話。
改めて、そうだな~と感心しながらきかせてもらいました。
今回の練習会は、この練習会を通して、このコンサートに流れる意義、読む絵本の物語の背景を知ってもらうことを第一義としていましたが、コンサートの中盤で行う藤田さんの「おはなし」で、多少大げさかもしれませんが、読み手に「魂」が入ったのではないかと思います。
皆さんが、これから行う活動にも生かせてもらえればと思っています。
終了後、先生方がお菓子にアイスにスイカまで、いっぱい出してくれての交流会。
「バッタくんのおくりもの」をとおして自然とできるこんな輪っていいな~って思いました。
ムジカドルチェのお2人、素敵な演奏をありがとうございました!
高校生の皆さん、夏休みのひと時、忙しい中、参加してくれてありがとう!
久美ちゃん、いつもほんまにいろんなことにひっぱってごめんねー。ありがとう!
先生方、いろいろとお気遣いいただきありがとうございました!
さ、上下の写真で違うところはどこでしょう~(笑)