近畿出場 三木高山岳部4名に会いに行ってきました


11月12日(日)、スポーツクライミング(リードクライミング)で近畿大会に出場する三木高校山岳部の4名、藤原拓海くん、清水亮太くん、岡本隼弥くん、川村奈央さんに会いに三木高校へ行ってきました。
スポーツクライミングの競技内容から、楽しさ、やろうと思ったきっかけ、苦労したこと、近畿大会出場の抱負などを聞かせてもらいました。


2020年開催の東京オリンピック正式競技にもなったこともあり、近年、注目度を増しているスポーツクライミングは、スピード、リード、ボルダリングの3種類の競技からなります。
スピードクライミングはスピードを競うもの。リードクライミングは、登る高度を競うもの。ボルダリングは、登りきった回数を競うものです。

今回、近畿大会で競う競技は、リードクライミングで、登る高度を競います。
命綱であるロープとハーネスで自分を繋ぎ、安全確保された競技者が、高さ12m以上の壁で、最長60手程度のコースを、どこまで登ることが出来るかを競います。

近畿大会では、高さ17メートルの壁にコースが設定され競います。
勝敗は、高さがどこまで到達したかを競い、同じ高さの場合は、タイムで決まるそうです。

まず、予選が行われ、順位が決定されます。その後、上位成績者による決勝大会が行われるわけですが、予め何人が決勝大会に出場ということが決まっているのではなく、その時に決まるそうです。

男女ともに同じ壁を使用。コースの設定がやや異なるということでした。

9月23日に行われた県大会の結果は、男子では、藤原くんが2位、清水くんが4位、岡本くんが7位、女子では、川村さんが5位でした。
男子は7位以上が、女子は5位以上が近畿大会に出場で4人が選ばれました。

4人とも高校に入ってからスポーツクライミングを始めました。
藤原くんは、中学時代、水泳をやっていましたが、部室の壁をみてやってみたいなと思って入部したそうです。
清水くんは、中学3年生の時にオープンハイスクールで山岳部の部室を見て興味をもち、陸上、硬式テニスと悩みましたが、スポーツクライミングに決めたとのことです。
岡本くんは、中学時代、近畿大会に出場した兄の友人からスポーツクライミングのことについて話を聞き興味をもっていて入りたかったそうです。
川村さんは、小中と新体操をやっていましたが、入部体験で面白そうと興味をち、やってみると、先輩に筋があると褒められたことからそのまま入部を決定したそうです。

スポーツクライミングは、ホールド(岩)をつかんで登る競技です。指や腕がパンパンになるんじゃないの?と聞いたところ、初めて2・3週間は、指も腕も痛くて、どれくらい痛いのかというと、自転車のブレーキをかけることもできない、荷物をくくりつけることもできないという壮絶な痛さにさいなまれたそうです。それでも、1か月くらいで体が馴染み、楽しくなってきたとのこと。

近畿大会は、11月12日(日)大阪府枚方市にある常翔啓光学園で行われます。

最後に一人ずつ抱負を語ってもらいました。

藤原くん(県大会2位)大会を楽しみたい。全力をぶつけて頑張りたい。

清水くん(県大会4位)緊張して、普段できることなのにケアレスミスをしないように落ち着いて臨みたい。決勝に進みたい。

岡本くん(県大会7位)成績はギリギリで近畿大会出場だけど、上を目指して頑張りたい。

川村さん(県大会女子5位)スポーツクライミングは楽しいもの。不安もあるけど、自分がそのときやれることをやって大会を楽しみたいと思う。

三木高校の部室に壁はありますが、ボルダリングの練習しかできないとのこと。週4日は部室で練習し、ボルダリング以外の練習は、三宮、姫路、難波まで行くとのことでした。1か月に1度は、部でそれらの練習場に行きますが、他は、自主的に行くということでした。

東京オリンピックで正式競技になったスポーツクライミング。
三木高校からオリンピック選手輩出なんてことになったらと胸がふくらむさるとるなのでした。

以上、This is MIKI さるとるが行ってきました!でした。

そうそう、オリンピック強化ということで、三木にある消防学校にホールドがついた壁がありますが、あれつかえたらな~。

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