【さるとるの三木てくてくマップ】11月15日は湯の山街道ライトアップ☆

11月15日(土)三木市の歴史街道「湯の山街道」で三木式「灯籠」を沿道に並べて妖艶な雰囲気に彩られるイベントが行われます。
このイベントに出演するということで、先日、ムジカドルチェの藤田紀子さん(ピアノ)と矢野明美さん(ビオラ)がサンナナに来てくれました。
その時の様子はこちら。
てなわけで、11月前半の「てくてくマップ」は、「湯の山街道ライトアップ」のイベント会場の一つでもある戎神社からお届けします。
(11/5更新)
「湯の山街道」とは、遡ること秀吉がまだ羽柴秀吉として活躍していた戦国時代、三木の別所氏を攻めたとき、作戦行動に利用し、また戦傷者を湯治場に向かわせるのに整備した道です。
この湯治場と言いうのは、今の「有馬温泉」で、当時「有馬温泉」を「湯の山」と呼んでいたことから、この街道を「湯の山街道」と呼んだのだそうです。
「湯の山街道」は、江戸時代には参勤交代に利用されたほど重要な街道であったほか、各地からの湯治客の往来で賑わったとのこと。
この旧街道筋には、今も、古い町並みが残って往時を偲んでいます。
「灯籠」というのは、「三木式」と紹介した通り、その「模様」に「昔の三木の工芸品」である「染デザイン」が使われています。
「旧玉置家住宅」を訪れた際に教えていただいたことですが、着物などの生地を藍染めする際に、模様部分を白く染め抜くために使われる「染型紙」は、江戸時代に広く普及し、当時は、金物と並ぶ三木の特産だったとのことです。
その型紙のデザインは、国内のみならず海外においても美術品として高く評価されており、このことを知ってもらうこともあって、「灯籠」のデザインに使われています。
今回お相手をくださったのは、地域資源を活かしたまちづくりの会・会長の神木徹さんと同会の米澤修二さん、そして、事務局の都市政策課から花房さんの3人です。

芝町の公民館から戎神社までの道路延長は600メートル。
この間に800個の灯籠が並びます。
昨年との違いは、ミニ灯籠の出現で、簡単に制作できることから、大量生産でき、灯籠間のピッチが10メートルから4メートルとなって、灯りがより密になったとのこと。
見ものですよね。
インタビューでは、イベントの魅力について、ふんだんにおききしました。
さるとるの三木てくてくマップ
火曜日10:00~
11月4日、11日
土曜日23:15~
11月8日、15日
です。
是非、お聴きください!
※11/5更新
【インターネットでお聴きいただけます!】
↓画像をクリックしてください↓

↑画像をクリックしていただくとお聴きいただけます↑