第3回三木高校グローバル教育発表会


もはや3回を数えることになった三木高校グローバル教育発表会。
三木高校国際総合科1、2年生が、各学年10グループに分かれて、1年間に渡り、「探究学習」を実施。地域と世界をつなぐグローバルな視点を持ち、身近な社会の課題や問題点についてテーマを設定して、フィールドワークやアンケート等を実施して思考を深め、発表に繋げるというもの。
今回の特徴は、SDGsを意識したもので、高校生がSDGsをいかにとらえ、身近な問題をグローバルに考えるという、三木高校国際総合科ならではのチャレンジ発表だったのではないかと思います。

例年だと、進路を希望する中学生や保護者も参加して、現役高校生(中学生からみるとあこがれの先輩)の発表を見て心を躍らせ、三木高校への憧れをさらに強めてもらえる機会になるかと思います。また、発表する高校生からすると後輩や親御さんらが出席する中で緊張感を持っての発表は、一段も二段もステップアップさせてくれる良い機会です。

今年は、コロナ禍にあって、残念ながら、中学生や保護者さんにご参加いただけなかったけど、三木市役所や企業などインタビューに訪れた関係者さんや来賓の方々がお越しになられ、発表者にとっては緊張感を持っての発表となったのではないでしょうか。

そんな中で、1回目2回目もそうでしたが、生徒たちの堂々としたプレゼンを見ると熱いものがこみあげてきました。

発表は、パワーポイントとポスターによる発表の2パターンあります。

一例として、僕が見せてもらった発表のタイトルを上げさせてもらうと
《パワーポイント》
三木から日本を変えよう
男女が理解しあえるる社会
制度は一流、実態は二流
海洋プラごみの悲劇
《ポスター》
三木の知名度をアップさせよう
三木をゴルフの町へ!
インバウンドに頼らない街づくり
COVID19

テーマだけでみても、発表の高度差を感じ取ってもらえるかと思うのですが、いかがでしょう。

毎回、この発表会を楽しみにしているのはいくつか理由があります。
あげるときりがありませんが、代表するものを上げると
①2年生の英語によるプレゼンテーション
②生徒の成長
③アイデアへのアプローチ
④生徒さんたちとの交流
でしょうか。
②生徒の成長は、1年生時の日本語のプレゼンテーションから英語でプレゼンテーションを行うことももちろんですが、テーマ設定から結論に導く考察力などよくやったねと思うのです。
③アイデアのアプローチは、おっちゃんにはない発想力の豊かさがあり、多いに刺激をいただきます。

生徒の皆さん、そして、生徒さんを陰で支えられ、ご指導された先生方、大変、お疲れ様でした!!

現在、中学生の皆さん、そして保護者様、『探究学習』をはじめ、『国際総合科』には子どもたちが社会で生きていくための実学が経験できる数少ないクラスではないかと思います。進路先として三木高校国際総合科を是非お考えいただければと思います。


昨日は、三木高校出身、新進気鋭の若手ミステリー小説家貴戸湊太さんとご一緒させていただきました。2人とも終始、感心しっぱなしでした。

関連記事 読み込み中...

『This is MIKI』とは、三木が大好きだ というひとたちの思いをThis is MIKIと いうファンクラブに集め、総合力で、三木の活性化 を図ろうと考えています。
ロゴである天高く人差し指を突き上げるポーズは『一番』、 すなわち『これぞ(This is)』を表すとともに、共感者 を募る『この指とまれ』を表します。

三木市の風景