2021年の恵方は南南東 節分になぜ巻き寿司を食べる?

「節分」とは、「季節」を「分ける」という意味で、立春、立夏、立秋、立冬の「前日」のことをいうのだそうですが、特に立春が一年の初めとされることから、春の節分が最も重要視されており、単に「節分」といえば、春の節分を指すものとなっております。

立春を新年(元日)と考えると、「節分」は大晦日に相当します。
そのため、「節分」には前年の邪気を全て祓ってしまうための追儺(ついな)の行事が行われてきました。

「節分」といえば、「巻き寿司」を食べる風習があります。
「恵方」に向かって黙々と食べる。
そんなご家庭での様子が、思い浮かびますが、そもそも「恵方」って何?どうして巻き寿司を丸かぶり?なぜに無言で食べるの?
なんて疑問に思ったことがあるののは僕だけでしょうか。—

まず、「恵方」ですが、「恵方」とは「その年の福を司る「歳徳神(としとくじん)のいる方向」なのだそうです。
そういえば、「恵方」って「恵の方角」って書きますね。
「巻き寿司」は、古くは「のり」「玉子」「米」は大変貴重品で、それらを「巻く」のは「福を巻き込む」ということで大変縁起がよいとされていました。
ちなみに、丸かぶりをするのは、「縁を切らないために包丁を入れない」ため。
そして「黙って」食べるのは、「福を逃さない」ためです。しゃべると運が逃げてしまうと考えられており、食べ終わるまで口をきいてはならないのはそのためだそうです。

今年の恵方は、南南東。

ちなみに、毎年2月3日でとおっている節分は、今年(2021年)は、暦のずれの影響で1日早まり、124年ぶりに2月2日となる珍しい年になるそうです。2月2日節分ですのでお間違いになりませんように!

冒頭の写真は、2018年2月3日山田錦の館にて企業組合彩雲が恵方巻きを準備する様子。

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